バイクタンクのヘコミもデントリペアできますよ!でもガソリンは抜いてね☆
2016/04/06
千葉県稲毛区よりデントリペアでバイクタンクリペアをご依頼のホンダ CB400SS。
かなりピカピカで大切にお乗りになっているのが伝わりますね☆
参考までにバイクのタンクのデントリペアが技術的に難しいのは自動車の外板より鉄板の厚みがある為!
そりゃそうですよね?ガソリンが入ってるところなんですから、厚みがあるのは当然です。
その厚みのせいでデントリペアツールがどこにあるかをわかりにくくしている事がひとつ!
さらに厚みがある為に力の加減が難しい!厚みがある為に通常より強めに押す必要があるのですが、
強めに押しながらデリケートに押すという事なんで、繊細さが必要になります。
鉛筆を思いっきり握りながら丁寧な字は書きにくいですよね?同じ事です。
さらに形状が球形が多いのもリペアの難易度を上げます!
ただでさえ厚みのある鉄板を球形にすることによりさらに鉄板に張りが増し、硬さが増える為、さらにデリケートな力加減が必要になります。
まだまだありますょ☆
凹みをリペアするにはデントリペアツールを凹みの裏に充てる必要があるわけですが、ツールアクセスする場所が殆どのバイクタンクは給油口しかありません。。。
となると、タンクの形状・凹みの場所によってはデントリペアツールが届かない??なんて事になるんです。
さらにさらに(笑)
タンクってぐらいですからガソリンが入っています。
ガソリンはご存知の通り非常に引火性が高く危険な燃料なので作業にあたりタンク内のガソリンは抜く!が基本となる為,手間が掛かるので簡単に作業依頼できないためリペアのハードルが上がります。
すぐだから大丈夫でしょ?他ではこのまま出来るって言われたよ?とご依頼されるお客様がいますが
どう考えても万が一の時は恐ろしい(*_*)そこまでチャレンジャーではありませんので(笑)必ずガソリンは抜いてご依頼くださいm(__)m
と、まあリペアするにはいろいろ面倒な事があるので、リペアするのも大変のですが、
ご依頼があればやってみたいのが職人魂(笑)
最近はバイクタンクのデントリペアをするお店も増えてきたようですが、
当店が開業した10年以上前は作業できるデントリペア専門店も少なく、タンクをリペアする当店は珍しい存在だった気がします。
当店は10年以上のタンクリペア経験値で可能な限りお客様のご要望に応えます(^^♪
今回のバイクは都合によりバイクごとご来店されタンクを外してお預かりし作業後にタンクを取り付けました。
今回の凹みはタンク横の中央に3cm程の大きさで出来ていました。
ホワイトのタンクの為、凹みは目立ちにくいものでしたがふとした拍子に気が付いちゃったそうです(ーー;)
そうなったら気になってしょうがないですよね??(*_*)
なんとか綺麗にリペアしたのが可愛いバイクをお持ちの親心ってやつです。
今回のタンクもオーナー様に代わり愛情を注いでリペアさせて頂きました(^^♪
綺麗な曲線に完全復活で、もちろんオーナー様にはよろこんで頂けました!!
ご依頼ありがとうございます!!
作業時間 15分 工賃 16,200円