プレスライン、小さいヘコミでも深さがあると(T_T)
2020/11/12
千葉県千葉市よりデントリペアご依頼でご来店の三菱 アウトランダー☆
助手席側フロントフェンダーに2㎝程のヘコミ。
ご覧の通り、何か角のある物がぶつかったような感じで凹みの中心は
鋭く深くなっていました(T_T)
皆さんご存知の通り凹みが小さくても大きくても深さがあると
リペアの難易度は上がります。
難易度の判断の仕方は見たまんまデス(笑)
なんか尖った物が思いっきりぶつかったのかな??
なんて印象のヘコミは要注意なヤツです。
一般的に自動車のパネルでこんな凹みになると、
ヘコミの中心だけ極端に伸びて凹んでいる為にとても硬いんです。
何もしないで中心を思いっきり押しても全く凹みが動かないってカンジ。
それどころか中心は出てこないで凹みの周りが出てきて
富士山みたくなっちゃいます。
なので、中心が深いヘコミは最初の下準備が大切☆
丁寧に凹みを触って中心が動きやすくなるように形を整えます。
ココで大切なのは凹みの中心・ど真ん中だけ触る事。
中心と言っても押しているピンポイントは1mmぐらいの点なレベル、
簡単そうですが正確に押し出すのは難しいんです\(^o^)/
デントリペアって一見すると裏から凹みを押しているだけなんですが、
実はかなり繊細な作業を求められるとても技術のいる作業なんです。
凹みの中心がしっかり押し出せれば・・・・
ご覧の通り周囲の塗装肌も崩す事なく、完全に元のボディラインの復活です。
よくお客様に大きなヘコミもリペア出来て凄いですよね!!
なんてお褒めの言葉を頂きますが、
実はこんな数センチの小さな中心の深いヘコミを塗装肌も
荒らさないようにリペアする方が地味ですが、
大きいヘコミのリペア以上にかなりテクニックがいる作業だったりします。
こんな一見するとお客様には気が付かないけれど、
引き出しの多いテクニックのある
デント屋さんなりたいなあ、なんて日々努力をしていますwww
ご依頼ありがとうございました!!
作業時間30分 工賃 13,200円