屋根にできたヘコミの修理もデントリペアでお任せ☆

千葉市花見川区よりデントリペアご依頼のホンダ グレイス。

屋根にできた凹みの修理でご来店。
ルーフ後方のアンテナ脇に4㎝程の衝撃点の深い斜めに出来た凹み。
何かが落ちてきたのでしょうか??
えぐられたように衝撃点がクッキリ・深いこの凹み・・・・・
明らかにルーフの鉄板が伸びてしまったように見えます。

ルーフやボンネットなどの上を向いている面はリペア跡の粗が目につきやすく
かなり神経質にリペアしないと歪みや塗装の肌の違和感が気になるようになります。
おまけに、ボディカラーはブラック!!(汗)
一番仕上がりの粗が目立ちやすいカラーのダブルで難易度が高いコイツ・・・
完璧にやっつけるには、天井の内貼りを外す必要があり、
その分コストと作業時間が掛かりますが
それでも鈑金塗装よりも遥かに低価格・短時間でリペアできるので、
屋根やボンネットなどの部分は塗装にキズが無ければ
特にデントリペアをオススメしたいです。

ちなみに天井の鈑金塗装はお車を下取りに出す際はガクっと評価の価値が下がります。
そして天井・ボンネットのような上を向いているパネルは紫外線などの影響を受けやすく
経年変化のもドアなどの鈑金塗装に比べ劣化も早いので個人的には
なおさらデントリペアがオススメ★

今回の車両もまずは天井の内貼りを外す事から始めますが、
最近のお車は大きなプラモデルみたいな物ですね(^^)
ほとんの部品がプラスチックの部品でできています。
順番に足元寄り内装の部品から丁寧外していけば最後に天井の内貼りが外れます。

グレイスのようなクラスで天井の内貼りの脱着は60分程度で終わります。
3ドアクラスで30分程度でしょうか??
ちなみに、今までで一番、1日で脱着した台数は3ドアクラスを5台(笑)
もちろん天井のデントリペアも含みましたので、なかなか忙しかったのを覚えています。

さて、凹みの修理は専用ライトで見るとヘコミの深さと鋭さがよくわかりますね☆
ここまで深いとやはり鉄板は伸びているので、伸びた分の鉄を
いかにストレスを掛けないように他の場所に移動させるか?
コレが大切になります。

この辺は専門的なテクニックになりますが、あとでお問い合わせが来そうなので、
簡単に手順とヒントを。
まず凹みのリペアの速い遅い・仕上がりが良い悪いは正しい手順でリペアができているか?できていないか?
コレに限りますね?
間違って手順で無駄に凹みを触ると時間が掛かるばかりか余計な事もしてるので仕上がりにも影響します。

今回のヘコミの場合は
まずヘコミを押し出すのに余計な鉄板を出来るだけ別の場所に遠ざける。
ヘコミの中心が無理なく押し出せるように、柔軟な状態にする。
徐々に凹みが上がってくるとさらに余分な鉄板が見えてくるので再度別の場所へ。
さらに凹みが薄くなってくるのでヘコミ全体の仕上がりを意識しながら最終調整☆
こんな手順でデントリペアをしていきますが、一番重要なのは無理に触らない事、
ただでさえ伸びてストレスの掛かっている鉄板を無理に押せばされにストレスが掛かっちゃうのは想像がつきますよね?
ヘコミのリペアは綺麗に短時間で凹みが上がってくるイメージが大切です。

当店のデントリペアスクールの生徒にはしつこくイメージさせますが、
コレはスクール生でも卒業生でも大切な意識ですよ?
当店にくるデントリペア専門店の方でもいまいちイメージがわかない方も多いです。
どうしてももっと知りたい方は当店へ(笑)

上記の手中をキッチリ行えば、こんな感じで綺麗に凹みが上がってきます(^_^)v

ヘコミのリペア時間はさすがに90分分ほど掛かりましたが、
その甲斐あって自分でいうのも何ですが
無理に押し出した跡もなく、綺麗な仕上がりだと思います(^^ゞ
これでルーフの鈑金塗装歴もつかず凹みをリペアした痕跡も残りませんね☆
デントリペアをオススメのお手本のようなお車でした\(^o^)/
ご依頼ありがとございました!!

作業時間150分(ルーフライニング脱着含む)  工賃 27,000円