横長のヘコミもデントリペアで綺麗にリペア。
2017/01/09
デントリペアご依頼でご来店の市原市よりご来店のトヨタ 86☆
助手席側リアフェンダーに自転車の接触による数か所こぶし大のヘコミ。
そのうちの1か所は特にダメージが大きく横長にえぐれるように凹みができています。
こんな横長のヘコミは見た目以上にダメージが大きくリペア跡も残りやすくリペアの
可否の判断も難しいんです。
人間で例えるなら擦過傷でしょうか。
打撲と違い擦過傷は傷痕残りやすいですよね?
そんなイメージです。
とは言え、そんな事はどうでもよくこの凹みが
バッチリと綺麗にリペアできるか?できないか?
それだけですよね(^^)
ヘコミの状況からみてリペアはなかなか大変そうな上に凹みの出来た場所も、位置的にはリアタイヤハウスあたりなのでツールアクセスには遠い場所。
今回はリアシートを外し内装を外しての作業となりました。
横長のヘコミに合わせデントリペアツールで丁寧に押し出していきます。
86のリアフェンダーは少し複雑な形状をしていて、単純に平らではないので、様々な角度から確認しながらヘコミをリペアしていきます。
それにしても体勢が辛い・・・・・
本当は横向きのヘコミを見下ろしながら押し出したいのに、
ヘコミはツールアクセスすると
ちょうど目線の高さに見えるので見下ろすことができずに、
横長に沿って押すことが出来ない・・・・・
となると、ここは開業15年の経験と勘!!でっ、(笑)
横長のヘコミの状態を記憶して、目線の高さで凹みを目視とイメージを重ねながら
ジワジワとリペアをしていきます。
こまめに凹みを真上から見下ろし横長の状態を確認しながら正確にリペアをしてきます。
ある程度リペアが進み凹みが消えてきたら、リアフェンダーの3Dな曲線に合わせて
形を整えていきます。
流石にかなり時間が掛かってしまいましたが、お預かりでの作業でしたので
比較的じっくり作業ができたので
のんびりやらせて頂きました\(^o^)/
リペア後はもちろん凹みがあった痕跡は皆無となり、複雑なボディラインも
綺麗に再現できたので、達成感満載★
そしてデントリペア終了後はデントリペアにて作業をしたパネル裏に錆止め処理を。
気休め程度でしょ?と思うでしょうが、コレが自分の車なら
やっておきたい処理なのでキッチリ施工。
ここまで手を掛けると作業が終わったころには愛着が湧いちゃいます(笑)
お車を取りにお戻りになったお客様は仕上がりに感動して頂けました。
おまけに引き取りに見えたご友人にも跡形もなくなったパネルを見せここが凹んでいたと、喜びを隠せないようでした。
その様子をみて私も大満足☆
時間をかけてデントリペアをさせて頂いた甲斐がありました(^_^)v
デントリペア、まだまだ未体験のお客様が沢山います。
ぜひ、この貴重な体験を周囲の皆様にお伝えください。
万が一の時に必ず喜んで頂けると思います!!
ご依頼ありがとうございました!!!
作業時間 150分 工賃 43,200円